saddleの記録

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自転車に乗ってどこかに行った記録を残します

【フィンランド自転車ツーリング】8, 9日目 サンタクロースエクスプレス乗車記・ヘルシンキを自転車で走る

前の記事からだいぶ間が空いてしまいましたが,フィンランド自転車ツーリングの最後の記事です。

 サンタクロースエクスプレス

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▲InterCity274が正式な列車名 

 サンタクロースエクスプレスとはヘルシンキとRovaniemiの間を結ぶ夜行列車です。およそ東京から大阪までの距離を約12時間かけて走ります。1日2往復でRovaniemi発は18時と21時となっており,利用しやすい時間に走っています。

チケットはVRのホームページで買えますが,寝台はPCからでないと買えません。というのも,寝台券を購入するときに座席を選ぶのですが,その選ぶ画面がスマートフォンでは動作しませんでした。

座席の種類は大きく分けて普通の座席,個室座席,寝台相部屋,寝台個室です。シャワーやトイレつき個室もあります。その順番に値段も高くなります。自分は寝台個室で23,000円くらいでした。日本のB寝台と同じくらいです。

普通座席の様子も見ましたが,さながらムーンライトながらのようで観光利用にはおすすめしません。

チケットを買うと登録したメールアドレスにQRコードが送られてきます。それを車掌さんに見せればOKです。他の日本人ツアー客はみんな予約画面を印刷してきていて,日本の紙媒体文化を垣間見ました。

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▲個室寝台

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▲タオルやお水のサービスもあります

編成が長い上,自転車を載せる車両がどこだかわからないので,入線時はしっかりとホームで自転車にまたがり,入ってくる列車の自転車マークを探してそれに向かって走ります。予約した寝台が自転車車両と遠いと延々列車内を歩くことになります。予約時に決済直前の画面で自転車を載せる車両が何号車かがわかるので,そこで一旦キャンセルして近い車両に予約しなおすというテクニックを帰国してから見つけました。

食堂車もあり,特に何も買わずに乗っても大丈夫ですが,割と混んでいます。

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売店

田舎の線形のいい線路では200km/h以上で走るので,12時間はどう考えてもかかりません。いろんな駅で時間調整を行っていました。ヘルシンキ駅3kmくらい手前の操車場の待避線で,45分くらい止まっていたのにはビックリしました。それでも定時で到着です。

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ヘルシンキ駅到着

動力集中方式(機関車と客車)で走るので,騒音や振動もなく快適でした。

8, 9日目 自転車でヘルシンキ散策

結論から言うと,冬のヘルシンキは自転車に乗るのには適していません。 

ヘルシンキで2日間自転車で散策する予定でしたが,1日目でこれに気付き2日目は自転車を捨てて観光してました。

石畳+凍結という高難易度の路面,踏み荒らされて凸凹に凍った路肩や歩道,充実したトラム網といった理由から,自転車に乗る必要がありませんでした。たいていのスポットはトラムで行けます。郊外は地下鉄+バスで行けます。市内のほとんどの交通機関に乗れるフリーパスがすごく安いのでおすすめです。

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▲フリーパスはアプリをダウンロード→クレジットカードを登録→購入で終わり。時間制のフリーパスなので使い勝手が良い。

というわけで行った観光地をいくつか紹介します。

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スオメンリンナの要塞

戦争で実際に使われていた要塞です。アニメ ブレイブウィッチーズの舞台となっています。要塞までは渡船で行けます。渡船は当然のように砕氷船です。

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▲船によって砕かれた氷が浮いている

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▲デザイン美術館

フィンランドはデザインの国で有名なので行ってみました。デザインの考え方や歴史について学ぶことができます。英語でも説明が書かれているので理解できます。

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フラットデザインの考え方

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▲Löyly Helsinki

観光客向け公衆サウナです。というか普通にインターネットで調べてもこういう観光客向けしかヒットしません。男女共同で水着を着て入るタイプのサウナです。ビールも飲めるし,水風呂と称して凍結した海にも入れます。

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▲更衣室入口

フィンランドサウナを調べるにあたり,コミケでこちらのサークルの同人誌を購入して参考にさせていただきました。実際にいろんなヘルシンキのサウナに行ってレポートをしています。インターネットではヒットしにくい公衆サウナもレポートされているのでぜひ。

curry-sauna.hatenablog.com

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HJKヘルシンキの公式ショップ

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▲海は凍結して公園のようになっており,市民の憩いの場になっていた

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▲そこらじゅうにトラムが走っている

いろいろな行先のトラムが同じ線路を走っているので,例えば東京メトロとかで迷ってしまう人にはつらいかもしれない。

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▲トラムの路線図

他にも観光スポットには行きましたが,そういうことはガイドブックのほうが参考になると思うので書きません。

ヘルシンキ Vantaa空港から同じくfinnairでセントレアへ帰りました。帰りの飛行機輪行はペダルを外しませんでしたが,特にトラブルはありませんでした。空港のカウンターでこんなソフトな梱包では預かれない的なことを言われましたが,往きはこれで預けたと言ったら預かってもらえました。

Vantaa空港は保安検査通過後のほうが,ショップが充実しているのでさっさと保安検査場を通過するのをお勧めします。

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以上でフィンランド自転車ツーリングは完結です。治安もいいしなにより冬は空気が気持ちいいのでぜひ冬のフィンランドへ自転車で行ってみてください。