2018年2月22日から3月4日まで,自転車で真冬のフィンランドを走ってきました.備忘録も兼ねてその記録をまとめます.前記事の続きになります.
写真はこちらにまとめてあります.
フライト
1日目は飛行機でセントレアからヘルシンキ空港へ行き,鉄道でハメーンリンナという町へ行きました.
飛行機輪行はこのような状態です.シュラフやブーツでホイールとフレームが強くぶつからないように緩衝材としました.ディレイラーは外してフレームの内側にビニールテープで固定しました.
▲Fragile BICYCLEと念のため訴えておく
セントレアからヘルシンキへはフィンエアーでおよそ10時間30分のフライトです.かなり足がむくんでしまい,ツーリング前半は脚が痛んでしまったのであらかじめ対策を打っておくべきでした.
▲ほぼロシア
ヘルシンキ空港ではほとんどの人が乗り継ぎで,ヘルシンキに入国していく人は全然いませんでした.なので入国審査は並ばずにすぐに終わりました.なお,自転車はベルトコンベアに乗って出てきました.その場で中身を確認して異常がないかを確認しました.(もしなにかあったら予定を変えてヘルシンキに行って直すつもりだった)
▲躊躇なく流れてきた
SIMカード
空港でまずは通信手段の確保です.到着ロビーを出てすぐのところにR-Kioskiというコンビニがあり,そこでプリペイドsimを入手できます.レジの店員に10日間分欲しいと言ったら,7日分と1か月分しかないと言われたので7日分を2つ購入しました.7.8ユーロ,1000円で激安です.アクティベートは苦戦しましたが15分でできたので,慣れていれば5分もあればできそうです.simの設定などはこちらのサイトを参考にしました.
https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/column/minna/752457.html
https://sagadylan.com/finland-sim-card/
▲パッケージが固いのでそうそうsimが傷つくことはなさそう
鉄道移動
鉄道でハメーンリンナまで移動します.フィンランドの国鉄はVRと言います.VRは改札がなく,券売機やアプリで切符を購入しそれを車内で見せるだけでOKで,初めてでも特段難しいことはありません.基本的に現金で切符を買うことはできず,券売機もクレジットカードしか使えません.とりあえず空港からハメーンリンナまでは券売機で切符を買ってみました.
詳しい鉄道事情については別の記事で書こうと思います.
▲2次元バーコードを読み取ってもらいます.1回乗り換えなのでバーコードが2つついています.
▲Commuter Train
車両が日本よりすごく大きく,輪行状態の自転車を置く場所にも困りません.5ユーロ払えばそのまま自転車を載せられますが,今回は空港から直接だったので輪行状態.
▲黄色い線とか白線とかはない
▲ハメーンリンナに到着
▲ホームからそのまま地下通路につながっていて,そこで輪行解除をしました.寒さを気にすることなく輪行解除ができます.
ハメーンリンナのCumulus Cityという系列のホテルで泊まりました.1泊80ユーロくらい,おそらく一般的な観光やビジネス向けホテルです.自転車はどこに停めたらいいかいいかを聞いたら,ホテルの倉庫に入れさせてくれました.
ハメーンリンナ散策
ホテルにチェックインしたら,晩御飯(時差のせいで2回目の晩御飯,4食目)と翌日の補給を探しに町を散策しました.夜の気温は-15℃くらいでした.
▲静かな町で治安もよさそう
▲ショッピングモール
▲イオンと似た感じ.この手のショッピングモールでだいたいの用事が済む.
▲HES BURGER
HES BURGERというハンバーガーショップがフィンランドではメジャーのようです.マクドナルドより多いです.大きさは日本と同じくらい,価格はやや高め(そもそも物価が高い)です.
次の記事で実際に自転車で走ったことについて書きます.