2016/2/24~29の日程で自転車で冬の北海道をツーリングしてきました.前記事の続きになります.
写真はこちらにまとめてあるので,是非ご覧ください
3日目 糠平→層雲峡 63km
この日は道内最高所三国峠を越えます.朝起きたらコンタクトレンズが凍っていました.凍らせてはいけないものはしっかりシュラフの中に入れておきましょう.
▲凍ったコンタクトレンズ.このあと融かして目に入れました
糠平以北の国道241号線はこんな感じです.
▲除雪はされています
▲五ノ沢バス停
五ノ沢というところから糠平湖へ入ることができます.結氷した糠平湖を歩いて,かの有名なタウシュベツ橋梁へ行くことができます.夏は湖に水がはっているため,これは冬だけの特権といえます(GWに行ってる人がいたので違うかもしれない).
▲歩いて糠平湖へ向かいます
太いタイヤの自転車なら乗ったまま入っていけそうです.しかし,日本の一部のトレイルのように,なにか暗黙の了解的ななにかがあるのかもしれません.(そのへんは詳しくはありません)
▲なんとなく道がわかるので安心です
▲橋梁の真下までいけます
ゆっくり歩いて橋梁まで往復で2時間程度でした.最近橋が崩れかかっているらしいので,この姿ではないかもしれません.
戻って国道241号線を北上します.
▲三国峠手前の橋
▲道内最高所三国峠.かなり積雪は深いです
この時点で昼の13時,たしか気温は-13℃くらいでした.峠のカフェは当然休業中でした.三国峠は斜度が緩いため,適度なパワーでだらだら登る感じになります.適度に体が温まって走りやすい部類に入ると思います.少なくとも斜度10%越えが続く美ヶ原よりはマシだと感じました.また,体が温まった時にちょうどよく温度調整できるように,厚いウェア(スキーウェアなど)を少数枚よりも薄いウェアを複数枚着ることをおすすめします.
▲峠を越えて上川町へ.全面凍結ダウンヒル
このあと層雲峡までひたすら下りですが,全面凍結でめちゃくちゃ寒いのでかなり精神をすり減らしました(写真もない).実はこの段階で自作スパイクタイヤのせいでパンクが連続し,チューブがなくなっていたので,バスで旭川まで買いに行くことにしました.往復で4000円程度かかりますが,翌日の石北峠越えに向けてチューブは必須です.なお,当日中に層雲峡に戻るには15:30ごろのバスに乗らないといけません.
層雲峡に戻ったのち,氷瀑まつりへ行きました.中国人観光客がたくさんいました.層雲峡に来たなら覗くだけの価値はありますが,これを目的に来るべきかどうかは微妙なところです.
▲すべて氷でできている
晩御飯はセイコーマートで済ませて,近くにテントを張って寝ました.野宿3度目ともなると,体が慣れて眠りに入るまでが早くなりました.
次の記事で石北峠越えについての記録を書きます.